cppの生成するディレクティブのフラグの意味
C言語のソースをcppにかけると生成されるディレクティブの意味。
# 1 "/usr/include/math.h" 1 3 4
最初の数字はファイルの行番号で、末尾の数字は
1 : includeを開始して新たなファイルに移る (ENTERフラグ)
2 : includeを終了して元のファイルに戻る (LEAVEフラグ)
3,4 : gccが内部的に利用する数値(syspという値に関するもの)
を表している。フラグの数字は必ず昇順になっている。3,4は自分でパースする場合には無視しても構わない。
追記
# 1 "<built-in>" # 1 "hoge.h" 1 ... # 1 "<built-in>" 2
コンパイラがインクルードする組み込みのヘッダ。
# 1 "<command-line>" # 1 "hoge.h" 1 ... # 1 "<command-line>" 2
コマンドラインから-includeオプションで渡されたヘッダ。